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中遠昔ばなし

第26話   (きはらにつたわるむかしばなし)
木原に伝わる昔話(袋井市)

木原に伝わる昔話(袋井市)

木原の許禰(こね)神社と熊野(くまの)神社には幟(のぼり)や鳥居を建てないという言い伝えがあります。
 昔、昔のことです。大変に仲の良かった木原の許禰神社の神様と土橋(つちはし)の熊野神社の神様は、よくお互いのお宮に遊びにいっていました。
 ある時、木原の神様が土橋の神様のところへ遊びに行きました。帰ろうとした時に鳥居につまづいて怪我(けが)をしてしまいました。おこった許禰神社の神様は「おい! 鳥居なんかつぶしてしまえ!」と言って帰っていきました。
 今度は土橋の神様が木原に遊びに来た時に、幟で眼を突き、怪我をしてしまいました。おこった熊野神社の神様は「おい! 幟はやめてくれ!」と言って帰ってしまったと言われています。
 この事があってから、土橋の熊野神社には鳥居を、木原の許禰神社には幟を建てなくなり、今でもこの言い伝えが守られているとのことです。


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