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中遠昔ばなし

第138話   (ひょうのき)
ひょうの木(森町)

ひょうの木(森町)

縁結びの御神木
和名:檮(イスノキ)

 イスノキは、「古事記」に登場する櫛(くし)「湯津津間櫛(ゆつつまくし)の「ゆつ」(神聖)に由来する言葉で「ユツノキ」・「ユスノキ」・「イスノキ」と言葉が転化したといわれています。古(いにしえ)では、この木は宮中(皇室)で使われる櫛となる重要な材料にされていました。
 名称は、別名に「ひょうの木」「ひょんの木」ともいわれ、その葉には「まゆ型」の殻(木質化)になる特質があり小さな穴が開きます。笛のように吹くと「ひょう」という音がでるので「ひょうの実」と呼ばれています。
 当社の「ひょうの木」は特異な形状で、木肌がうねり、根元の上部から交わりながら二本の幹に分かれています。「ひょうの木」にまつわる話には、御祭神「大己貴命」(大黒様)も「ひょうの実」を吹いたところ、その美しい音色に感銘を受けた女神が現れ、契りを結んだという古い言い伝えがあり、以来当社では「恋愛」「人間関係」「仕事」など様々な「縁を結ぶ」御神木として信仰されています。
 平成十六年には、森町教育委員会より天然記念物に指定されています。

(「小国神社 ひょうの木説明看板」より)

ひょうの木
ひょうの木(小国神社 内)

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