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中遠めぐり

(いえやすこうのたちあがりいし)
家康公の立ち上がり石
  家康が参拝の後、腰かけて休息した石(森町)

家康公の立ち上がり石と説明看板   家康公の立ち上がり石
家康公の立ち上がり石と説明看板(令和5年8月撮影)   家康公の立ち上がり石(令和5年8月撮影)
名称:家康公の立ち上がり石
 (いえやすこうのたちあがりいし)
所在地:静岡県周智郡森町一宮3956-1
地図:Google Map (別ウィンドゥで表示)
駐車場:有り(小國神社内)

 徳川家康公の天下統一の基は、浜松在城十五年間の辛苦の賜ものであるといわれ、その生涯において重要な祈願所のひとつがここ、小國神社であったと伝えられています。
 戦乱の世、元亀三年(1573)九月二十二日に「当社(小國神社)の神力に頼らなければ勝つことができない」という切実な思いを込めた願文と名匠「三条鍛冶宗近」を銘する太刀二振を当社に奉納の上、戦勝・開運を祈願しました。(小國神社 延宝八年古記録より)
 次いで、天正二年(1574)、犬居城攻略の道すがら再び参拝し、この石に腰かけて休息されたと伝えられています。
 以来、家康公は長篠の戦い・関ヶ原の戦いに勝利し、天下統一の大願を叶えたことから「立ち上がり石」と伝わり、これにあやかり必願成就・大願成就を祈り石に腰かけて帰る人々の姿が絶えません。

説明文参考資料:家康公の立ち上がり石説明看板

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